[Ď] 続 僕がウェブディレクターになった理由
お疲れ様です。@Micchy_Rです。
長くなってしまった前回の続きです。
ウェブに魅了されてから15年以上経って、ようやくやりたかった業界に入ることができました。
入る前までは独学で勉強していたこともあってか、ディレクターではなく、デザイナーを志望していました。。。
これも今となっては笑い話しですが、デザイナーは簡単になれないものなのだと後々気が付くのです。
多少の知識ではただの素人
そもそも独学で学んでいたレベルなので、この業界で業務の広さを痛感します。
独学で得ていた多少の知識しかなかったのですが、システム制作会社での現場経験とコンサルティングの経験からウェブディレクターという職種をいただいたという感じです。
晴れて「ディレクターだ!」と、言うよりは「ディレクターって何?」っていう感じです。
今思えば自分はディレクター向きだったのかなと思っています。
- もともとものづくりが好きで、独学でHTMLやCSSを学び、新しい技術やサービスにも積極的に試していた
- 工業デザインや建築デザインが好きで、見た目や色味、設計、空間、余白を意識して接していた
- システム制作会社で自然と身についていたコミュニケーション能力や、コンサルティングなど、人と接し方や仕事の進め方を理解していた
転職活動というよりかは、拾ってもらった子猫のような感じではありますが、未経験だったとはいえ、今までの実績や経験が多少なりともプラスになったのだろうと感じています。
昔と違ってスマートフォンでウェブが見れるようになりました。ただ見るだけではなく、そのサイトの特徴的な部分や技術を数多くみて整理するだけでもそれはそれで知識に繋がります。
消費者(=エンドユーザー)目線で、「何でここにあるのだろう」とか「使いにくいな」という意見は体験になってきます。
知識や体験を積めば経験値としてかならず役に立つでしょう。
ウェブディレクターになって
何度も書いていますが、ウェブディレクターとしては全くの素人。
右も左も分からないまま、さっそく案件にアサインされます。
「ウェブサイトなんて、画像作ってコーディングすれば終わりじゃないの?」なんてぶっちゃけ思ってました。
本当に怖い話しですが、実際そのくらいのレベルからスタートしてます。
当時同僚からしてみたら、どう思ってたのでしょうか?今度ゆっくり話を聞いてみたいものです。。
ゼロスタートで始まったウェブディレクターという仕事ですが、本当にやることがいっぱい。
全部が新しいことなので、得るより与えられる方が大きい訳です。
でも、それが楽しいと思えるから今でも続けられているとだと実感してます。
ディレクターの業務は会社は個々人によっても幅があると思いますので、その辺りは別途エントリーしようと思います。
当時子供が産まれたばかりでしたが、毎晩遅くまで勉強して家に帰っていました。
産まれたての子供と接する機会も少なく、奥様にも多くの迷惑をかけていたんだと思います。
口には出さないですが、影ながら支えてくれた家族には本当に感謝です。
ウェブディレクター3年を振り返って
この業界での仕事は新しい技術やサービスが次々出てくるので、自分の業務に併せて勉強しなくてはならないですし、UCD、UIなどの設計から、プランニングまで様々なことをインプットしていかなければならないのですが、ここに来て本当に良かったと思っています。
今の会社は小さいながらも、尊敬する先輩、気の合う同僚にも恵まれて、楽しく仕事が出来ていると思います。もちろん辛いこと、悔しいことも沢山ありますが、意欲的に取り組むことができています。
まだ3年目ですが、ようやく仕事のやり方が分かってきたのかなと実感できる程度。
もっと裾野を広げて学ばなければならないこともありますが、いままで躓いたり、転んだりしてきたようなことも含めて、このブログに詰め込んで行ければ良いなと思っています。
少しでもお役に立てれば。
Micchy_R
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