ink_stand

[Ď] 「ink stand by kakimori」で自分好みのオリジナルインクを作る

お疲れ様です。@Micchy_Rです。

蔵前駅からほど近いところ、セレクト文房具とオリジナルノートの作れる「カキモリ」さんがオリジナルのインクを作れるお店を開いたとのことで、随分と出遅れながら行ってきました。

普段から万年筆を使っているのですが、自分の好みのインクを探すのは結構大変。
万年筆との相性もあったりするので、試しては変えての繰り返しで、インクが溜まっていくばかり。
インク交換会とかに参加すれば、万年筆通の方々とお話ししたりする機会も増えて、あの万年筆にはコレが良いなどと伺えるのでしょうが、タイミングも合わずで参加できないまま。
そんな折り、「ink stand」さんが出来たものですから、オープンから日が経ってしまいましたが、先日遊びに行ってきたのです。

ink stand by kakimori

簡単に説明すると、16色のベースカラーから好みの割合で調合して、オリジナルのインクを作っていきます。
最終的なモノとして仕上げるのはスタッフの方なのですが、その割合までを「あーだ、こーだ」相談しながら作り上げます。
時間にして早い人なら20分程度です。
自分もわりとサクサク決めて行けたので、30分はかからなかったと思います。

店内はカウンター式のコーヒースタンドのような造りで、そのカウンターに16色のベースカラーとなるインクの小瓶がずらりと並んでいます。
この小瓶はスポイト式の蓋がついていて、調合用のコップに1滴単位で垂らしていきます。

ベースカラーを2色混ぜたサンプルが置いてあるので、自分のイメージする色と似ているものから探していくのが良いと思います。
自分もまずは2色混ぜることから初めて見ました。
2014-10-30 18.40.43

2014-10-30 18.33.38

ガラス棒でインクを混ぜて、ガラスペンで試し書きを繰り返していきます。
ベースカラーの比率は覚えた方が良いですね。
後々、微妙な変化や違いが出るので、その部分は後記します。
2014-10-30 18.33.46

2色混ぜた後に、もう少し濃い、薄いなどを相談しながら、比率を変えていくことが醍醐味ですね。
自分ももう少し濃いものにしたかったのですが、「黒い」色相にするのではなく、「濃い」方にしたかったので、「青」から「濃い青」へ変化させるために「紫」を加えてみました。
2014-10-30 18.38.29

単純に「紫」を足すだけだと、「赤っぽい青」になってしまうために、ベースカラーの比率を少し多めに調整してみました。
結果的に次の3色を使ってみて、ようやく好みの色になってくれました。
2014-10-30 18.39.22
2014-10-30 18.39.33
2014-10-30 18.39.54

調合時の注意
2色混ぜた後に試し書きをして、3色目を追加すると、最初の2色が少し減っているので、若干割合が違ってしまいます。
出来れば新たなカップをお借りして、3色の調合をした試したほうが良いかと思います。
自分はココで失敗してしまいました。。。
最終的に確認したものと、自分の試し書きがちょっと違ってしまったのです。

調合の比率は感覚的なところが大きいですが、何度も試せるので納得行く比率を探せそうです。
最後に調合したインクの比率をカードに書いてもらえます。同じ割合で良ければそのまま使えますね。
2014-10-30 23.13.27

1,620円(税別) / 小瓶(約33ml)
可愛らしい小瓶とケースに入れてもらい、オリジナルインクの完成です。

ちなみに、自分はですが。
「Blue Suede」: 3
「Purple Haze」: 3
「Plum」: 1
普段よく目にするブルーブラックより、少し明るめのインクになりました。
2014-10-30 18.40.14

蔵前は革小物や家具を取り扱う店や、カフェが増えて来て散歩のついでにインクを作るのも良いかもしれませんね。
2014-10-30 23.13.05

by Micchy_R

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